コラム

シャッターの耐用年数は?長く使う方法は?

銀行のシャッター

シャッターは安い買い物ではありませんので、取り付けたからには「長く使いたい」と考えている人が多いでしょう。当然シャッターにも耐用年数はありますが、メンテナンス・点検を怠ればそれよりも早く使えなくなることもあります。

逆にきっちり手入れしていれば、本来よりも長く使えることもあります。このページではシャッターは本来どれくらい使用できるものなのかと、長く使っていくためのコツを紹介しています。

家で使われているシャッターの状態が気になる方の参考になればと思います。


設計上の耐用年数

シャッターには50以上の部品が使われており、それらの部品それぞれに設計耐用年数と回数が定められています。部品の耐用年数が過ぎた場合は点検結果に基づき交換する必要があります。そしてシャッターにも耐用年数と使用回数が決められています。

シャッターの耐用年数、耐用回数はシャッターの種類によって変わってきます。大きくシャッターというくくりで言うと耐用年数はだいたい5年から15年、耐用回数は2千回から30万回と幅が広いです。ご自身が使用している、これから購入するシャッターの耐用年数はメーカーの商品ページや取扱説明書に記載されているので確認しておきましょう。

では耐用年数や耐用回数を超えた場合に何をすればよいかを説明していきます。

耐用年数が近づいた、超えてしまった場合には必ずシャッターの点検をしてもらいましょう。点検や修理を怠り使用し続けることでシャッターの故障につながります。故障するとシャッターが上がらない、下がらない、途中で止まらない、開閉の際に異音がするなどの症状が表れます。これらはシャッターによる事故を引き起こす危険性があるため、きちんと点検と修理をしてもらうことが大切です。

本来耐用年数に関係なく、定期的な点検を行うのが好ましいですが、耐用年数を超えてしまった場合は必ず点検を行うようにしましょう。

長く使うためには点検とメンテナンスが大切

商店街のシャッター

施設の入り口やガレージや窓など、シャッターはいろいろな場所に設置されています。大切なのは開閉したいときにしっかり作動するよう、常にメンテナンスを欠かさないことです。

シャッターは侵入を防ぐ防犯の役割、火災が起こった際に煙や火を通さないようにする防災の役割、台風などの際に窓ガラスを守る役割など、もしもの際にトラブルが起こらないようにする重要な役割を担っています。普段は使用していなくても、いざというときにシャッターがあって助かったという事例もあります。

しかし定期的な点検とメンテナンスを怠ることで、いざというときにシャッターが作動せず大きな事故や怪我をしてしまうということに繋がりかねません。また、故障したシャッター自体でケガをしてしまうこともあります。

建築基準法というのをご存知でしょうか?建物の維持保全に関する決まりです。

第8条には「建築物の所有者、管理者または占有者は、その建築物の敷地、構造および建築設備を常時適法な状態に維持するように努めなければならない」とあります。

つまり、建物の所有者や管理者は常に安全で良好な状態の維持に努める必要があるということです。怪我や事故など思わぬトラブルを招かないためにも、定期的な点検とメンテナンスを行う責任があります。シャッターを所有している以上定期的な点検とメンテナンスを行い、安全を維持することが必要です。

シャッターの点検で見るポイント

シャッターの点検やメンテナンスはシャッター業者へお願いすることも有効です。しかし、日ごろ自分でも異常がないかを気に掛けるだけで、故障を未然に防ぐことができるかもしれません。ここでは自分で行える日常点検の方法と、業者が行う点検について説明します。

日ごろシャッターを使用する中で、次のことに注目し日常点検を行いましょう。

  • ・開閉する際に異音がしないかどうか
  • ・シャッターカーテンはきちんと床と平行か、傾いていないかどうか
  • ・定められた上限、下限の位置できちんと停止するかどうか
  • ・シャッター自体に破損や変形はないかどうか
  • ・中柱に歪みや破損はないか
  • ・シャッターを下ろした際に床との間に空間はできないか
  • ・電動式の場合、手動閉鎖装置の異常表示ランプが点灯・点滅していないかどうか

  • 以上のことに注意し、少しでも異常があった場合は事故につながる前にメンテナンスしてもらうようにしましょう。

    業者へ点検を依頼した際は主に以下のことを行います。

  • ・開閉作動の点検
  • ・機械装置類の機能点検
  • ・部材の変形や破損の点検

  • 大まかには以上のようになっています。業者が点検する際の細かい項目は以下のようになっています。

    ・開閉駆動装置関係

    開閉器、ローラーチェーン、スプロケット、巻き取りシャフト、軸受けブラケット、軸受け

    ・スラット・ケース

    スラット、吊元スラット、座板、押車、ガイドレール、ケース

    ・電気関係

    シャッター制御盤、リミットスイッチ、押しボタンスイッチ、座板感知装置、危害防止装置

    ・防災関係

    自動閉鎖装置、手動閉鎖装置、温度ヒューズ装置、連動制御器、熱感知器 シャッターの種類によっては点検項目に含まれないものもありますが、業者へ点検をお願いした場合はこのように簡単には点検できない細かな部分や側壁の破損などをきちんと点検してもらえます。こういった細かな部分を隅々まで点検することで、長く安全にしようすることができます。

    定期点検や保守契約も可能

    商店街

    シャッターの点検を定期的に行うことで得られるメリットについて説明していきます。

    安全性

    動作に異常はないか、消耗部品はまだ使用できるのかなどを早期発見しすぐに処理できることにより常に安全に使用することができます。

    経済性

    常に安全に使用できるようにしておきトラブルを未然に防ぐため、トラブルが起こった際の修理作業費削減や、トラブルが起きた際の予想外の費用を軽減することができます。

    耐久性

    耐久度の下がった部品などを常に交換や修理しておくことで、シャッター全体には大きなダメージを受けず、寿命を延ばすことができます。

    シャッターに異常が出る前から常に点検をしておくことで、このように様々なメリットがあります。また、長く安全に使用するために保守契約を結ぶのも良いでしょう。保守契約を結んでおくことで、万が一シャッターに不具合が生じた場合でも迅速に対応してくれるため万が一の際にも安心です。

    修理後の一定期間内に不具合が起きた場合に補償してくれる制度を適用している業者もあるため、安全にしようするためにぜひ活用したい契約です。

    まとめ

    防犯や防災など重要な役割を担っているシャッター。しかしシャッターの点検を怠ることで、シャッターによりケガをしたり事故が起こったりする場合もあります。また、決して安い買い物ではないシャッターは、できるだけ長く安全に使用したいものだと思います。

    ご自分で行える日常点検や、業者へ点検をお願いすることでシャッターの安全と良好な動作を維持するようにしましょう。

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