「強風による飛散物を防ぐ」「空き巣などの侵入盗を防ぐ」など、シャッターの利便性については多くの人が知るところです。近年は電動シャッターや窓用シャッターなどの普及も進み、店舗や事務所などはもちろん、一般住宅でもシャッターの設置が進んできました。しかし、シャッターには「挟まれるかもしれない」という不安が付きまといます。手動なら途中で手を止めれば済みますが、電動の場合はどうなのでしょう。シャッターの開閉が非常に楽な電動シャッターですが、その安全性について不安を抱かれている方は多いかもしれません。
挟まれる危険を解消するために、電動シャッターには事故防止の感知装置をつけることが可能です。代表的なものとして「座板負荷感知式」と「光電管センサー式」の二つがあります。座板負荷感知式は、シャッターの座板が障害物に接触した際に停止する機能の事を言います。障害物が除けられるまでは、シャッターはそれ以上閉まろうとしません。光電管センサー式は、光センサーが障害物を検知している間停止する機能です。こちらも障害物が除けられるまで、シャッターは停止したままになります。
他にも、防火・防煙シャッター用の「危害防止装置」や、シャッターの劣化による急降下を防ぐ「急降下防止装置」などがあり、シャッターのメーカーは事故の防止に努めています。シャッターの設置にお悩みの際は、シャッターそのものだけでなく、これらの事故防止装置についてもよくご相談ください。